2010年7月21日水曜日

ある夜の会話(ダイジェスト版)

スペイ川流域にはスコットランドにある100余りの蒸留所の約半数が集中しているそうだ

そこで生まれるウイスキー達をスペイサイドモルトと呼ぶ

グランピアン山脈から北海へと注ぐこの川はウイスキーだけではなくサーモンでも有名で

フライのキャスティング方法には、この地発祥のスペイキャストがある

バンクのあるこの川でフライを遠投するために編み出されたものだ


モルトがよく効いたこのブレンデッドウイスキーも「スペイキャスト / GORDON & MACPHAIL社

ラベルにはこの地方のフライフィッシャーマンの姿が描かれていて

なんとも伝統的な雰囲気を醸し出している


英国ではネクタイにハンチング帽、そしてツイードのジャケットが釣りの定番だ

フライフィッシングとはどこか知的で哲学的

ウイスキーを従え川を歩きながら、ゆったりとした時間を愉しむ英国紳士の嗜みなのである


それに比べて僕の大好きなルアーフィッシングは米国が最も盛ん

高性能の魚探にGPSを搭載し高出力のエンジンを焚きまくりバスボートで魚を追う

とにかく効率を求めるお国柄が顕著である


いずれにせよ、魚を追うことや、それを肴に釣友と酒を酌み交わすことは万国共通なんだろう

でも、そこにある酒はバーボンよりシングルモルトの方がいい

今の僕は湖に浮かぶバスボートの上でゆったりとした時間を過ごすことにしよう…


「Bar Baroque」
大阪府大阪市中央区東心斎橋1-14-14 TKビル4F>>地図
06-6245-8609


はじめのウンチクと写真のフライリールはマスター=奥川悟史君のです

あの部屋は四次元ポケット並みやなぁ~

以上、1時間余りの会話ダイジェスト版でした…

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