2010年4月13日火曜日

静かに目を閉じて…


小松則幸直筆




死ぬのが恐いと言う事は

知らない事を知っている事と言っている

事と同じ

だめ!!

「すねる」相手にもいやな思いをさせる

相手のことをまったく気にしないならいいが

てきをつくりやすく、気にしな事がむずかしくなる!!

あと、自分で自分をきらっていることと同じ

                                   だめ!!




奴が逝った後、会社のロッカーから出てきた「書」の中の一つ

奴の「死」に対する生前の特殊な感覚を垣間見る

それは、特殊な立場を得た若者の特殊な感覚

誰に宛てたものなのか…

おそらく自分を鼓舞するために書かれたものだろう

そこには、ネットや噂に囁かれるような陳腐な憶測に合致するものは一切なく

まるで、世俗と自らの距離感を確認しているかのようだ…

現代の若者にあって、この真摯に自分を見つめる心を持ち合わせている者がどれだけいるのだろうか

奴はBoxingを通じて確実に成長していたのだ


昨夜は会社の例会だった

僕が何も言わなくてもスタッフの皆が自発的にお前に黙祷を捧げる

お前は我々の会社に「情緒」と言うものをもたらしたようだ

逝って尚、我々に成長を促す影響力を持っているお前

小松則幸は偉大や!!

0時を過ぎ、お前の命日の13日になった

静かに目を閉じて、もう一度お前と向き合ってみよう

もうお前の「書」のように自らを鼓舞する必要はない

人一倍、魂を磨いたお前には今は安らかに過ごして欲しい…


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