2010年5月3日月曜日

バーテンダーの微妙な距離感が「あるある系」やねんなぁ…

渋谷は道玄坂にある「酒場ボロンゴ」

マスターの大介に見習いの敏也と二郎

それぞれ事情のある酔客が織りなす悲喜こもごもの物語

小粋で硬派

そして、どこか切なく…


各短編には必ず「お酒」と人を絡めてある


マルガリータ
ボイラーメーカー
ドライ・マティーニ
テキーラ・サンライズ
スティンガー
ロブ・ロイ
マンハッタン
ホーセズ・ネック
ギブソン
ダイキリ
ミモザ
ボウモア
ドッグス・ノーズ
ジャマイカ・マティーニ

僕のお気に入りは「逃げろボウモア」

BOWMOREがISLAY MOLTということもあるかも知れないが

ちょっと通な主人公が、その呑み方から追手につきとめられてしまうというもの

酒の呑み方は十人十色

やっぱり特徴出るもんな~!!


他には、同じカクテルを呑んでいたカップルが違うものを注文した時の胸騒ぎや

客の顔色を見て、カクテルのアルコール量を密かに減らすバーテンダーの配慮など

Bar好きの僕にはめっちゃ「あるある系」の一冊です!!


架空の「酒場ボロンゴ」にはもちろん行くことはできないけど

モデルになったBarはあるようだから一度訪ねてみたくなったわ~


「酒場ボロンゴ」 COCKTAIL MYSTERY&GUIDE
著 / オキ・シロー
イラスト / 唐仁原 教久 
発行所 / 大栄出版

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